リハビリテーションとは
リハビリテーションは、能力低下や身体の不調を改善し、障害者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んだことを指しており、環境に適応するための訓練を行うばかりでなく、社会的統合を促す環境や社会に手を加えることも目的としています。
障害者自身・家族・そして彼らの住んでいる地域社会が、リハビリテーションに関するサービスの計画と実行に関わり合わなければなりません。
リハビリテーションと聞くと、病院で行われている機能回復訓練の光景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、その訓練の本質には、必ず“目的”があります。パソコンを使って仕事をする、トイレに行って用をたす、ぞうきんを持って掃除をする、コンビニに行って買い物をするなどといった “目的”があるはずです。
すなわち、日常生活や社会生活を営むために物をもったり、歩いたりといった動作をおこなうことになります。
リハビリテーションとは、単なる訓練を指すものではなく、障害をもった方が可能な限り元の社会生活を取り戻すことも意味しています。当然、身体の障害が改善されるように訓練を行うことも必要ですが、それ以上に本人が日々暮らしている生活の中で精力的かつ積極的に身体を使うことがより重要になってきます。また、身体に不自由が残ってしまっても安心して生活ができる社会環境を作ることが大切です。
運動器リハビリテーションのキャンセル及び遅刻に関する注意事項
- ⑴ 都合によりキャンセルされる場合は必ず前日までにご連絡下さい。
- ⑵ 当日無断キャンセルの場合
- 次回の予約は最短で翌々週となりますが予約状況によってはもっと先になる可能性もありますのであらかじめご了承ください。
- 1ヶ月以内に2回無断キャンセルをされた場合、または間隔が空きすぎた場合、診察にてリハビリの必要性を再検討させて頂きます。
- ⑶ 当日連絡ありキャンセル
- 1ヶ月以内に2回当日キャンセルをされた場合、または間隔が空きすぎた場合、診察にてリハビリの必要性を再検討させて頂きます。
- ⑷ 遅刻に関して
後の予約の患者様との兼ね合いもあり、予約時間5分以上の遅刻の場合はキャンセルとさせていただき、当日連絡ありキャンセルに準じます。
リハビリは、適切で医学的な処方であり、手技による治療は貴重な時間であるため、ご理解いただけますよう、よろしくお願い致します。
実践的な運動療法を取り入れた治療プログラム
- インターアクティブ(inter =相互 act=作動する) リハビリテーションではセラピストと患者様の双方参加型リハビリテーションを目指しています。
- 医療機器によるリハビリテーションだけに頼らず、セラピストの徒手的治療と患者様の積極的参加により相乗効果を追求します。
- 患者さまの身体の状態をマンツーマンで評価し、筋力トレーニング、運動、姿勢矯正、ストレッチなど、より効果的に指導し、可能な限り早い社会復帰や、スポーツ復帰を目指します。
また、スポーツ障害の方にはトレーニング指導を重点的におこない、外傷や人工関節などの術後からの回復を目指す方には、より動作の質を高める訓練を行っていきます。 - 患者さま、それぞれの身体の状態に合った方法を考えリハビリテーションを行います。
- 障害の回復が重要課題ではありますが、“大きな怪我をしない”よう、“障害を残さない”よう、予防としてリハビリテーションを行うことも重要になってきます。